前日の雨模様とは打って変わって秋晴れの空の下開催された近畿スポーツランド杯。シリーズは年間３戦で争われ、今回は最終戦となる。各地からの遠征組のエントリーもあり、FNエキスパート出場台数１７台。最終戦にふさわしく華々しい舞台が用意された。写真は今大会優勝、そしてシリーズチャンピオンの＃1死神博士選手。

今回は特別ルポということで形を変えて写真中心のルポでお届けいたします。画像をクリックすると大きい画像が開きます。

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近畿スポーツランド杯第３戦

近畿スポーツランド杯は周回数１２周で争われる。ポールポジションは＃1死神博士選手、２番手に＃２民谷賢司選手。両選手、現時点でシリーズランキングが同ポイントで今大会でシーリーズチャンピオンが決着する。３番手に＃５藤原茂樹選手、４番手に＃３にっしゃん選手（大西塾長）とフロントローを大西塾で占める。以下＃8ハカセ選手、＃10たつりんぐ選手、＃６ ４８Ｒ選手、＃８松下修平選手、＃９竹村佳彦選手、＃４７リトパーノ選手、＃４５蔦岡真也選手、＃４３下山太一選手、＃４６山田高士選手、＃７竹中祐季選手、＃４１Ｊ．ＢＯＹ選手、＃１１日吉正則選手、＃４２後藤裕也選手、という順で決勝スタート。

決勝スタート、ホールショットはポールポジションの＃1死神博士選手。いいスタートを切ったのは＃5藤原選手。その外側に＃2民谷選手という形で１コーナーを過ぎ、２コーナーですかさず＃2民谷選手が＃5藤原選手をパスして２番手浮上。

４番手走行中の＃10たつりんぐ選手がシケインで転倒しリタイアとなってしまう。Ｓ字を立ち上がる頃には＃1死神博士選手、＃2民谷選手、＃５藤原選手の第一グループと、少し離れて＃3にっしゃん選手。

少し離れて＃6 ４８Ｒ選手、＃4ハカセ選手、＃9竹村選手で第二グループが形成される。

２周目中盤から＃1死神博士選手、＃2民谷選手のトップグループからジリジリと離されて＃3にっしゃん選手に追いつかれる＃５藤原選手。

３周目最終リトパ2、ここから最終コーナーの不思議なクロスラインで＃1死神博士選手をかわし＃2民谷選手トップに立つ。ここからこの二人の順位はめまぐるしく変わる、まさに一騎打ち。

４周目３コーナーで＃9竹村選手が＃4ハカセ選手をパスして＃9竹村選手６番手浮上、＃4ハカセ選手はバランスを崩し、第二グループからやや離れてしてしまう。

第３グループトップの＃45蔦岡選手。その後方に＃43下山選手。ぶっつけ本番ながらも食らい付いていた＃43下山選手だが８周目最終コーナーの転倒で無念のリタイヤとなってしまった。

＃45蔦岡選手(写真左)と＃7竹中選手（写真右）。

前から＃41Ｊ．ＢＯＹ選手、＃46山田選手、＃47リトパーノ選手。

６周目１コーナーで＃6 ４８Ｒ選手をかわし＃9竹村選手が５番手浮上、この後方に離れていた＃4ハカセ選手がプッシュし続け追いつきはじめる。

８周目１コーナーで＃6 ４８Ｒ選手をかわし＃4ハカセ選手６番手浮上。しかし＃4ハカセ選手最終ラップ１コーナーで転倒しグループから脱落してしまう。

テールトゥノーズで周回を重ねた＃５藤原選手（写真左）と＃3にっしゃん選手（写真右）。

４周目、７周目とリトパ〜最終コーナーのクロスラインで順位を変動させてきたトップ二人。１０周目、＃2民谷選手、＃1死神博士選手の順でストレートを駆け抜ける。１コーナーで＃1死神博士選手が仕掛けるが、これをラインをクロスさせ＃2民谷選手が立ち上がる。すかさず２コーナーで＃1死神博士選手が抜き返し、＃1死神博士選手、＃2民谷選手の順で最終ラップを向かえる。

＃1死神博士選手の後方で虎視眈々と機会を狙う＃2民谷選手。リトパ〜最終コーナーに狙いを定めてリトパ１でアウトから狙うが、＃1死神博士選手これを予測してラインをイン側に変え＃2民谷選手のクロスラインを阻止する。

このまま＃1死神博士選手が先にチェッカーを受け優勝、そして今シーズンシリーズチャンピオンを獲得した。二位に＃2民谷選手。三位に＃５藤原選手、四位に＃3にっしゃん選手、五位に＃9竹村選手となった。

一位〜四位までを大西塾で飾った今大会。三位なのに何故か土下座させられる＃５藤原選手（笑）

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