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関東ロードミニ選手権FNクラスの開幕戦で見事、自身初エキスパートクラスでの優勝を飾った#3なべ選手の勝利の瞬間
#5野口選手、#3なべ選手のフィニッシュライン直前の画像。0.06秒の僅差での決着となった。
3位は集団から遅れることがなかった#7メグロス選手、後方に#3なべ選手と#9下山選手。
転倒を喫してしまった#1飯田選手。序盤はこのような数珠繋ぎの攻防が続いた。
先頭は#2島村選手。トップ争いの攻防は観客に息をつかせる間も与えなかった。
パソコンならではの特権、是非クリックして大きな画像で見てください。
掲載の画像は全て決勝ヒート、ittoさんの撮影によるものです。
いつも素晴らしい写真をありがとうございます。
関東ロードミニ選手権第2戦
桶川スポーツランドで開催される関東ロードミニ選手権。スクーターレース(FNのみ)はシリーズ戦の偶数回(旧コース)に開催され、計3戦の選手権で争われる。本大会第二戦は前日まで雨の可能性があったのだが当日は春の晴天、とても暖かい一日となった。参加台数は10台。
スターティンググリット、ポールポジションは予選タイムアタックで42"738をたたき出したベテラン、#5アメリカンフィーリング選手(以下野口選手)。2番手には#9下山太一選手(42"848)、3番手には#7メグロス選手(42"917)、4番手には#1飯田翔太選手(42"961)ここまでがフロントローとなる。近年、#1飯田選手以外のフロントローを見なかったことがない、というくらい飯田選手の壁は高かっただけに、本戦の展開に予想がつかない。5番手に#2島村勝選手、6番手に#3なべ選手、7番手に#4島村勇樹選手、ここまでが2列目スタート。
以下、#10日吉正則選手、#21石井広海選手、#11東海林重幸選手となった。
決勝スタート、ホールショットはポールポジションの#5野口選手、2番手は#1飯田選手、3番手に#7メグロス選手、4番手に#2島村選手。1周目1ヘアですかさず#1飯田選手が#5野口選手をかわしトップを奪う。
2ヘアで#7メグロス選手を#2島村選手がかわし、#2島村選手がに3番手浮上する。以下#4島村(勇)選手、#3なべ選手、#9下山選手と数珠繋ぎで続いていった。
2周目、1コーナーからのせていった#2島村選手が1ヘアで#5野口選手のインに入る。そのまま併走する形で切り返しを抜け2ヘアで#1飯田選手に仕掛けにかかる。ここでは入れず#2島村選手2番手に落ち着く。
この時点で#1飯田選手、#2島村選手、#5野口選手、#7メグロス選手、#3なべ選手、#4島村(勇)選手、#9下山選手までがテールトゥノーズで繋がり第一グループを形成する。少し離れて#10日吉選手、#11東海林選手と続く。
2周目複合コーナー入り口のブレーキングで#4島村(勇)選手が、フロントからスリップダウンしてしまい、トップグループから脱落してしまう。この周の最終コーナーから#2島村選手がスピードをのせてストレートでならびかけ、3周目の1コーナーでトップに浮上する。
6周目1ヘアで2周様子を見ていた#1飯田選手が#2島村選手のインに入りトップへ浮上。しかし#2島村選手もラインをクロスにとり、続く2ヘアピンでトップを奪還。この攻防の後方で5番手#4なべ選手が1ヘアで#7メグロス選手のインに入り並んで立ち上がり、続く2ヘアピンでおさえ4番手浮上。
複合コーナー2つ目の右で#5野口選手がイン側のゼブラに乗り上げてしまう痛恨のミスでトップ2台から差をつけられてしまう。切り返しのきついコーナーなので#5野口選手以下の選手もペースを落としてしまい、#1飯田選手、#2島村選手の二人のトップグループと#5野口選手以下の選手で第2グループが形成される。
7周目あたりから#9下山選手がマシントラブルで失速していき、第2グループから脱落してしまう。この頃から#3なべ選手が#5野口選手仕掛けどころを探しはじめる。そして8周目高速コーナーからスピードをのせた#3なべ選手が9周目1ヘアで#5野口選手のインに入り3番手浮上。
10周目膠着状態に陥っていたトップグループ二人が動き出す。2番手走行中の#1飯田選手が1コーナーからスピードをのせ、1ヘアでトップ#2島村選手のインに飛び込む。これを#2島村選手がラインをクロスし並んで2ヘアピンに進入していくがインにいた#1飯田選手がトップで立ち上がる。テールトゥノーズで複合コーナーを抜け2番手にいた#2島村選手が最終コーナーを綺麗に立ち上がり、ストレートで#1飯田選手に並びかけようとするがここでは行かず。ここでファイナルイン。仕掛けどころを1ヘアに定めた#2島村が高速コーナーからスピードをのせ#1飯田選手のインに飛び込む。#1飯田選手も勝負どころと解ってはいたが防ぎきることはできず、トップをあけわたす。2ヘアからスピードをのせた#1飯田選手が、テールトゥノーズで複合コーナーに進入していく。一つ目の左をクリアし、続く右への切り返しでラインを変え、仕掛けていく。しかし#2島村選手のコーナリングスピードに勝ることができず、行き場がなくなってしまい2台絡んで転倒してしまう。
お互いバイクを放さずすぐに復帰するが、第2グループが二人の間を通過。
ここで"レースは何が起こるかわからない"とレース前に語っていた#3なべ選手がその言葉通りの展開でトップに浮上。そして複合コーナーから最終コーナーを過ぎ、最後のストレートで狙っていた#5野口選手のマシンが#3なべ選手に並びかけていくがわずかに届かず、フィニッシュラインを先に通過したのは#3なべ選手であった。関東ロードミニ選手権FNクラスの開幕戦で見事、自身初エキスパートクラスでの優勝を飾った。2位はわずかに届くことは叶わなかった#5野口選手、3位は集団から遅れることがなかった#7メグロス選手。
以下、転倒を喫してしまった#1飯田選手、#2島村選手と続いた。
1位 | 4 | 渡辺 玲 | 昇天とハゼファク |
2位 | 5 | アメリカンフィーリング | DMR&DFノリーズ |
3位 | 7 | メグロス!! | 飯尾チルドレン |
4位 | 1 | 超人 翔太 | 小里SPL秘永路のしょしょしょ&H.F.ノリーズ |
5位 | 2 | 島村 勝 | TEAM246南出組 |
6位 | 10 | 日吉 正則 | ごっつうR Jr&PBO+Testa! |
7位 | 11 | 東海林 重幸 | ケンクル |
8位 | 9 | 下山 太一 | 紅兜刃&KC vsYC決定戦!!&ハゼF!! |
9位 | 4 | 島村 勇樹 | TEAM246南出組 |
10位 | 21 | 石井 広海 | TEAM246 DFノリーズ |
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