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今期初優勝を決めた#1超人翔太選手。悪状況をものともせず、シリーズチャンピオンの力を見せつけた。
ヘビーウェットのなか、素晴らしい集中力で抜群のコーナーリングスピードを維持しつづけた#1超人翔太選手。
レース中盤、#1超人翔太選手との差を詰めていき場内を沸かせた今期初参戦の#6山下選手。後半戦での動向に目が離せない。
レース序盤で上位浮上を果たし、集中力を切らさずプッシュしつづけた#15下山選手。嬉しいEXPクラス初表彰台を獲得した。
序盤から続いた#3野口選手とのバトルを制した#9日吉選手。
仕掛けどころで決める事ができなかった#3野口選手が悔しい五位。どんな状況でもポイント圏内でフィニッシュする上手さはさすが。
スタートの1コマ。スタート時のタイヤが掻きだす水しぶきや、路面に映る選手たちが雨の激しさを物語っている。
掲載の画像は全て決勝ヒート、ittoさんの撮影によるものです。
いつも素晴らしい写真をありがとうございます。
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モトチャンプ杯東日本第3戦 FNエキスパートクラス
今季初のウェットコンディションで迎えることとなったモトチャンプ杯東日本第3戦。残念ながら今回も参加台数の関係でビギナー、エキスパート混走でのレースとなった。
今大会は、予選ヒートまで雨は降りつづけるものの、ライン上は水が薄くなっているような状態。昼休みから雨足が大分強くなり、決勝ヒートはヘビーウェットというコンディションとなった。
2006年シーズン11月のレースもヘビーウェットだったが、水溜りの雰囲気が大分印象が違い、予選ヒートのラップタイムペースを見ても今戦のコンディションの方が悪く、厳しいレースが予想された。
ポールポジションからスタートは、予選から抜群のコーナーリングスピードを見せた#1超人翔太選手(以下飯田選手)。今期、未勝利なので気合の入るところ。
二番手からスタートは#3アルジェリアンフィーリング選手(以下野口選手)。持ち前のマシンコントロ−ルの上手さで二番手につけた。
三番手は#9日吉正則選手。今期FNクラス初参戦であるが、昨年五月のウェットレースでの三位入賞経験もあり今回も期待がかかる。
四番手は#6ガンジー山下選手(以下山下選手)。「雨は得意なんですよぉ」と本人自身も語るとおり、予選ヒート終盤で日吉選手との差を詰めていた。もともと天才肌のマシンコントロールの持ち主で、悪状況は得意とするところ。
以下#15下山選手、#2島村勝選手、#13メグロス選手と二列目に続いた。
決勝ヒート、良いスタートを切ったのは#1飯田選手と#6山下選手。#1飯田選手がホールショットを取り、#6山下選手、#3野口選手、#9日吉選手、#15下山選手、#2島村選手と続いて1コーナーを抜けていく。
1ヘアを抜け右コーナーで#2島村選手が#6山下選手をかわして4番手に浮上、そのまま裏ストレートでのせて最終コーナーで#9日吉選手のインに飛び込み3番手に浮上。この時に大きくラインを外した#9日吉選手の内側に#15下山選手が入り、#15下山選手が4番手で最終コーナーを立ち上がる。
2周目、機会を狙い続けた4番手#2島村選手と5番手#15下山選手が最終コーナーで、3番手#3野口選手のインに#2島村選手、そのインに#15下山選手がそれぞれ入り、3人で最終コーナーに飛び込む。そして内側に入った順、#15下山選手、#2島村選手、#3野口選手の順で立ち上がる。ここで出遅れた#3野口選手が3周目に#15下山選手、#2島村選手から離される形となる。トップ#1飯田選手は2番手#6山下選手を大きく引き離しにかかっている。
トップを快走する#1飯田選手から少し離れて#6山下選手、離れて#15下山選手と#2島村選手、その後方を#3野口選手、少しはなれて#9日吉選手という形成になる。
4周目テールトゥノーズで#15下山選手を追いつづけた#2島村選手が右コーナーで転倒。その間を#3野口選手、#9日吉選手が駆け抜け、一気に6番手まで順位を落としてしまう。6周目右コーナーで#9日吉選手をかわし7周目1、2コーナーで#3野口選手をかわして#2島村選手が順位を戻した時にはこの集団と#15下山選手との差に距離ができてしまう。そして続く右コーナーでまたもや#2島村選手が転倒。トップグループから脱落してしまう。
8周目最終コーナーで#9日吉選手が#3野口選手をかわし4番手浮上。この攻防の最中、バックマーカーをかわしながらトップを快走する#1飯田選手に#6山下選手がじりじりとその差を詰め寄るシーンがあったが、ここからどんどん#1飯田選手がペースを上げて#6山下選手を引き離す。
レースも終盤に差し掛かり、#1飯田選手から#6山下選手、#15下山選手までは単独走行。その後方で#9日吉選手と#3野口選手が四位争いを繰り広げていた。そこから少し離れて#7なべ選手が追いかける形となった。
#3野口選手は時折ラインを変え四位浮上を伺っていた。満を持して13周目1ヘアで日吉のインをねらっていったが、#9日吉も上手くブロックし入りきることはできなかった。
この攻防の隙に#7なべ選手が差を詰めていく。
#3野口選手は少し開いてしまった差を何とか詰めて最後のワンチャンスに掛けたいところ。
そして最終ラップ最終コーナー、#3野口選手がロングで撃っていったが、かろうじて#9日吉が防いで決着。#7なべ選手は後一歩争いにくわわることができずチェッカーとなった。
#1飯田選手が他の追随を許さぬ貫禄ある走りで2番手#6山下選手との差を広げて15周を走りきりトップでチェッカーを受ける。2位は存分にマシンをコントロールして集中力を切らさずペースを守りきった#6山下選手。3位は好調なマシンと終始安定した走りで4番手グループを離した#15下山選手。4位は最終ラップ最終コーナーまで続いたバトルを制した#9日吉選手。5位に#3野口選手となった。
今回幾度もの転倒を喫した#2島村選手がノーポイントでレースを終えたため、シリーズランキング争いのトップに#1飯田選手が踊り出た。
今大会でシリーズ上半期が終了し丁度折り返し地点となる。
1位 | 1 | 超人 翔太 | 秘永路,ハゼファク,ノリーズ,DMR,NEO |
2位 | 6 | ガンジー山下 | セクシーナイツ+帰って来た山下 |
3位 | 15 | 下山 太一 | 紅兜刃&Y★C&くず&はぜF&腰か |
4位 | 9 | 日吉 正則 | ごっつうRJr&PBO+Testa!! |
5位 | 3 | アルジェリアンフィーリング | DMR&ベガモンキーターン&ノリーズ |
6位 | 7 | なべ! | 昇天Rとハゼファクと飯尾軍団! |
7位 | 12 | スタープラチナ | TEAM246 南出組 |
8位 | 2 | 島村 勝 | TEAM246 南出組 |
9位 | 13 | メグロス | RKT・ケンクル・ノリーズ |
10位 | 16 | 平野 有一 | WiLD−LiON |